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バンコク旅日記
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タイランド


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8月16日(木)
 ほんの少しだけ遅めに起き、今日もまた78階からバンコク市内を眺めながらの朝食を済ませ、観光に出掛ける。今日は曇っているので歩き回るにはいいかもしれないけど、やっぱり青い空が見えないと寂しい気も・・・。ホテル前でタクシーに乗り、さぁ、出発だ〜。

 まず、大理石寺院の別名を持つワット・ベンチャマボピットへ向かう。屋根以外はほとんど大理石でできているだけあってとてもキレイ。入口には2匹のライオンがいるのだが、もちろんこれも大理石でできている。触るとスベスベしていて気持ち良い。
 
大理石の手触りはつるつるつる〜ん♪
 再びタクシーを拾い、ワット・サケット(プー・カオ・トーン)へ向かう。丘の上に大きな金ピカの仏塔が見える。タクシーを降り、丘の上にある仏塔目指して階段を上って行く。巨大な仏塔が目の前に現れた時には、ずいぶん上の方へ上って来ていた。78mという高さの仏塔もすごいが、ここからのバンコク市内の眺めもなかなかだ。曇っているのが残念だけど、休憩も兼ねて、ゆっくりとそこからの眺めを楽しんだ。もう少しゆっくりしたい気もしたけれど、風が吹き始めひと雨きそうなので、先を急ぐ事にした。
  
左から、下から見たワット・サケット、78mもある金ピカの仏塔、丘の上からの眺め。
 タクシーを拾い、ワット・スタットへ向かう。入口でノートに名前などを記入し、中へ入って行った。いかにもタイらしい作りの本堂があり、中を覗くと大きな仏像が。この仏像はバンコクで最も美しいと言われているそうで、高さ8m36cmという大きさも、ブロンズ製ではタイ最大らしい。回廊には沢山の仏像が並べられていて、ゆっくりと見て回った。途中でタイ人に声を掛けられ、またしても怪しげな事を言い出したので、適当な事を言って出て来た。
 
キレイに並べられている沢山の仏像は圧巻。
 ワット・スタットの前にある道路の真ん中に、サオ・チン・チャーという赤い巨大なブランコの支柱がある。1935年以前は、旧暦の2月にここにブランコを下げ、バラモン教の司祭が行事を行っていたらしいのだけど、司祭がブランコから墜落することが多かったらしく、この行事はなくなってしまったそうだ。約21mあるこの支柱を下から見上げ、こんな高さのブランコには乗りたくないと思った。

こんなブランコ、乗りたくなーい!
 次はワット・トライミットへ行こうと、タクシーが通りがかるのを待っていると、そんな私たちに気付いたトゥクトゥクの運転手が声を掛けて来た。どこへ行くのかと聞いてきたので答えると、ワット・トライミットまでの値段を言ってくる。少し値段交渉をしてみて、値段によってはトゥクトゥクでもいいかなと思って話していると、雨が降り出し、とりあえず乗れと言うのでトゥクトゥクに乗り込んだ。値段には納得したものの、この運転手もまた、ガソリン券が欲しいからジュエリーショップに行ってくれだとか始まり、余計な所に行きたくない私たちは、「ノー。」と、さっさとトゥクトゥクを降り、ちょうど通りがかったタクシーをつかまえ乗り込んだ。雨はすぐに止んだ。

 ワット・トライミットに行きたかったのに、なぜか、人のいない小さなさびれたお寺にやってきた。行き先を告げる時にガイドブックを見せ、タイ語でも「ワット・トライミット」と書かれていたはずなのだけど、どうやら分かっていなかったようだ。でも、せっかくなのでここで降り、このお寺も見ていく事にした。それにしてもさびれている。それに、ここは一体どこなのだろう?

 通りに出てタクシーをつかまえる。今度こそワット・トライミットへ。ここは黄金の仏像で有名なのだそう。純金に近い純度の金で作られていて、世界最大の黄金の仏像らしい。今日回ってきた中では一番の賑わいである。靴を脱いで中に入り、金ピカの仏像の前で正座をしてじっと見てみた。ピカピカと輝く仏像を見て、「ほー。」と思った。どこに行っても金ピカで、何だか金ピカの凄さが分からなくなってきた・・・。

ぴかぴかぴか〜。
 再びタクシーに乗り込み、タイ・シルク王として知られているジム・トンプソンの家へ向かった。行き先を告げる時、ガイドブックを見せたのだが、何だか怪しい感じがした。と思ったら、予想通り、ジム・トンプソンの家ではなく、お店の方に来てしまった。この運転手さんに、「ここじゃない。」と説明しても埒があかなそうだったので、いったんタクシーを降り、別のタクシーに乗り換えて行った。ここまでして行ったジム・トンプソンの家だったが、「100B払ってまで見るようなものなのかな・・・。」と思ってしまい、外観だけ写真を撮って中には入らなかった。

「ジム・トンプソンの家」外観。
 すっかり天気も良くなり、青い空の下、巨大なショッピングセンター、マーブンクロン・センターへのんびり歩いて行った。途中セブンイレブンに寄り、お気に入りのアイスを買って食べた。やっぱり今日もおいしい。マーブンクロン・センターに着いてすぐ、少し遅めの昼食を取る事にした。お腹が空いていたので、最初に目についたスーパーの近くにあるフードコートで食べる事にした。ご飯の上に揚げた骨付きの鶏肉が載っているご飯。おいしい〜。お腹が満たされ元気を取り戻してから、広い店内を端から見て回った。6階にはクーポン制の大食堂があり、かなり気になった。沢山お店はあるものの、結局、1階にあるおみやげ屋さんらしいおみやげ屋さんで買い物を済ませ、次の目的地、インペリアルクイーンズパークホテルへ向かう事にした。タクシーに乗ってすぐ、雨が降り出した。夕方という時間帯もあるのかもしれないけれど、とにかく道が混んでいる。バンコクは車が多い。

 ホテルに着き、あまりの豪華さに驚く。ちょっと気後れしながら中へ入って行き、写真スタジオ「Studio La Fore」を探す。ここでタイの民族衣装を着て写真を撮りたいのだ。バリ島に行った時も民族衣装を着て写真を撮りたかったのだが、時間がなく撮れなかった。なので、タイでは撮る気マンマンだったのだ。

 まず、何点もある衣装の中から、好きな色や柄の衣装を選ぶ。色々あって迷ったが、赤い衣装に決めた。それからタイ人女性が2人がかりで衣装を着させてくれたり、髪を結ってくれたり、お化粧をしてくれた。こんな風に着させてもらったりお化粧してもらうなんて、成人式以来だなぁ、と思っているうちに支度が終わり、次は撮影。写真を撮ってくれた人は日本人で、いい人だった。ガイドブックに書いてあるよりも多く写真を撮ってくれたリ、私のカメラでも撮ってくれた。念願の(?)民族衣装を着ての写真撮影、無事終了。写真は明日、ホテルまで届けてくれると言う。

これは自分のカメラで撮ってもらったもの。頭にも首にも腕にも手首にも指にも、金ピカのアクセサリー!
 外に出るとまだ雨が激しく降っていた。思わずタクシーに乗ってしまったが、ものすごく道が渋滞していてちっとも進まない。こんなんだったらスカイトレインで帰れば良かったと後悔する。

 いったんホテルに戻り、部屋に荷物を置いてから、夕飯を食べに外へ出た。まだパラパラと雨が降っているので、近くのレストランに入った。店内はものすごく混んでいて、席が空くのを待つ事に。店内にいる人はほとんどインド人?アラブ人?ばかりで、とても盛り上がっている。何だか不思議な感じだ。席が空き、鶏ひき肉とバジルの炒めものとライスを頼んだ。これまたおいしくて、満足、満足。


 今日もまた、ぐったりとしながら部屋に戻る。「あ〜、部屋に帰って来た〜。」と、ドアのカギを開けようとするが開かない。「あれ?開かない。」と、ガチャガチャしばらくやっていた。そして、はっと気付いた。「ここ違う部屋だよ〜!」と、笑いながらエレベーターへ向かって走った。(笑)あまりにも疲れていたのか、違う階でエレベーターを降り、階違いの同じ号室のドアを開けようとしていたのだ。中に人がいたかどうかは不明だけど、ごめんなさ〜い。

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