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チェンライ&チェンマイ旅日記 in タイランド

2007年11月7日〜14日


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11月7日 水曜日


タイ北部旅行へ出発の日がやって来た。
午後1時、プーケットタウンのバスターミナルから出ているエアポートバス(B85)に乗って空港へ。
空港までは約1時間。

格安航空AIR ASIAのカウンターに行き、チェックイン。
画期的な安さで一気に知名度を広めたものの、最近ではすっかり、「遅れまくり。」との悪評も。
でもやっぱり、この安さは魅力的。
早く予約すればするほど安いのですが、
私たちは9月に予約。
プーケット島からチェンライまでTAXなど全部含め、1人B2287.66でした。

遅延を告げられることもなく搭乗ゲートへ。
が、搭乗時間の14時半が近づいても飛行機は到着せず・・・。
ここでようやく、遅延が告げられました。



「やっぱり遅れるのか。」
「まぁ、予想通りだね。」

そんな会話を交わしつつ、まだ気持ちは落ち着いたもの。
が、時間ばかりが過ぎて行き、一向に飛行機に乗れる気配なし。
さすがにイライラと不安が募ります。
なぜならば、チェンライまではプーケット島から一気に行けるのではなく、バンコクで乗換えなのです。
乗り継ぎ時間には余裕を持たせ最終便を押さえているものの、このままではかなり危うい。
最終便ですからね、次の便に振り替えてもらう事もできません。
そこで旦那ちん、話しをつけに。

バンコクからチェンライ行きのチェックインを今ここで行ってくれる。
バンコクに到着後、荷物はそのままチェンライ行きの便に載せてくれる。
基本自由席のAIR ASIA、到着後すぐに降りれるように前の席を確保してくれる。
万が一間に合わなかった場合、ホテルや振り替えの便についてはその時に考えましょう。

という事に。
優先客って事で、「GUEST」と書かれたシールを渡されました。
ゴン太くんTシャツを着てたので、ゴン太くんの鼻にペタッ。



さて、今日のうちに、チェンライまで行けるでしょうか。

17時、ようやく搭乗開始。
ドキドキしながらみんなが席に着くのを待ちます。
バンコクからチェンライへ飛ぶ便は19時45分発。
プーケット島からバンコクまでは1時間20分となっているので、
最悪でも、18時までに飛べば何とかなるんじゃないか、と。

そして、17時45分に離陸。
何とかなるでしょう、ホッ。

バンコクには18時50分に到着。

ドアが開くと同時に、タラップを降りて地上へ。
そこでは、私たちを含む乗り換え時間ギリギリの数人のお客を待つスタッフが待機してました。
そしてすぐに、私たちの荷物が飛行機から降ろされたのです。
荷物の確認後、私たちだけミニバンへ。
そのまま、次の搭乗口へ向かいます。

荷物、ちゃんと載せてくれるかな。
荷物のクレームタグはどうなるんだろう?

が、そんな心配も何のその。
搭乗口に着くと、私たちの荷物がデーンと置いてありました。
その荷物を自分たちで持ってバスに乗れと言われた時には、
え?これ、機内に持ち込むの???
と思ったけれど、タラップの下でスタッフに受け渡し、無事に飛行機へ積み込まれました。

そして19時45分、飛行機は離陸体勢へ。
が、ラッシュアワーだったのか?滑走路で離陸待ち。
25分後の20時10分、ようやくチェンライへ向け飛び立ちました。
ずいぶんハラハラしたけど、何とかチェンライまでたどり着けそうです、良かったァ。

21時10分、チェンライに到着。
降りた滑走路をUターンして空港へ戻る程の、ミニサイズの空港のようです。
それでもティオマン島のに比べたら全然大きいですが。



時間も時間なので、空港のホテル案内所で今日の宿は決めてしまう予定だったのだけど、
何とすでにクローズしてました。
仕方ないのでタクシーカウンターで市内まで頼み(B200)、
タクシードライバーに、「B500位の宿に。」と連れて行ってもらうことに。

チェンマイ空港の周りには何もなく、ただただ闇が広がってました。
大丈夫だとは思うけど、初めてでこの時間で、女の人1人だったらちょっと怖いね、
なんて話しつつ、市内に入り、宿が密集しているのであろう、こ狭い通りに入ってきました。
途中で見掛けたデジタル温度計、「20.1℃」なんて表示してます。
涼しいとは聞いてたけど、これ程とは。
日本へ帰る前の、いいワンクッションになりそうだ。

なかなか見た目の良いホテルに到着。
荷物も全て降ろし、「これでB500ならいいよねぇ。」なんて喜んでいたら、
はい、そうですよね、B850でした。
私だったら「まぁ、いいか。」と妥協しちゃうのですが、
旦那ちん、こういう点では妥協せず。

さぁ、荷物を持って宿探し〜。

すぐ近くのゲストハウスに行ってみるも、今夜は空きがないとの事。
「うわぁ。」と思ったら、そこの女主人が宿のテーブルで寛いでいる男の人と話し、
「裏の宿に空いてる部屋があるみたい。B250だけど。」
なんて言ってくれるじゃありませんか。

良かったァ。
で、ぐにゃぐにゃと小道が広がっているこの地区、どうやってそこまで行けばいいのですか?
やっぱり、ぐる〜っと回って行かないといけないのかしら?

「あ、この人がオーナーだから。」
と、女主人が指すはそこのテーブルで寛いでいる男の人。
そして、暗くてよく足元が見えないのに溝や段差があるような、でも近道を、
そこのオーナー先導のもと、ついて行きました。

アパート兼ゲストハウスになっているようなその宿、「空いている。」と言われた部屋は、
どう見ても女の人が住んでいそうです(笑)。
だって、女性ものの荷物が置いてあるんですもの・・・。
でも22時近い今、もう当てもなく宿探しなんてしたくないし、
B250だし、ちゃんとお湯も出るし、タオルも毛布もあるし、水もくれるし、
とりあえず今夜はここ、『TANYA GUESTHOUSE』に決めませう。

オーナーと小さい息子くんが、パパーっと女性物の荷物を運び出し、
シーツなんかを替えてくれました。
とてもとても気の良さそうな線の細い優しいオーナーさん。
その人柄だけで、とても満足です。

時間も時間なので、とりあえずご飯を食べようと、どこに行けばご飯が食べれるか質問。
すぐ近くでナイトバザールが行われているとの事。
と言う事は、地図を見ての事前学習によると、ここはバスターミナルの近くという事になります。

22時過ぎではありますが、ナイトバザールはとても賑わってました。
フードコートになっている一角にはステージがあり、その前に黄色いテーブルとイスがズラ〜っと並んでます。
そしてさらに、それを囲むように食べ物屋台がズラ〜っと。
席に着くと、花や民芸品を持った子供たちが、「買って。」とばかりに回ってきます。

 

食べ物屋台は沢山あり、その中には日本料理まで(笑)。
今宵のご飯は、
豚肉の串焼き(B5×3)・小エビフライ(B30)・エンガイトートって言うのかな?鶏の軟骨揚げ(B30)、
そして、生ビール1ジャグ(B110)・水(B10)。
しめて、B195ナリ。



安くて色々選べ、それなりにおいしいのでワクワクします。
が。
数時間、空腹をガマンしてたのと、空港・機内・チェンライの涼しさで冷えてしまったのでしょう・・・。
胃がギリギリ痛むのです(涙)。
食べれば落ち着くかと、ビールは飲まずにちびちびと食べてたのですが、
やっぱりダメだった・・・。
横になってればすぐ治るんだけどねぇ・・・。
案の定、23時過ぎに部屋へ戻って横になってたらあっという間に治りました。

それにしてもチェンライの夜、半そで1枚は寒かった。



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