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マレーシア&シンガポール
ぶらぶら旅日記

【ジョホールバル(JB)編】

INDEX

7月6日(火) いってきます。

 時は梅雨。湿度が高く、今にも雨が降り出しそうな曇天の中、ダラダラと汗をかきながら駅へ向かう。またしても、突然の日本脱出計画。えぇ、毎度の事ながら、エアチケットは1週間前に取りました(笑)。

 今回の利用便も前回と同じくノースウエスト。安いのが魅力的だけれど、深夜着・早朝発という、短期間の旅では絶対に利用したくない時間帯なのが難点。というわけで、今回もシンガポールのチャンギ空港で夜明かし予定。

 前回同様、予定時刻より早い出発になるだろうと踏んだ私は、早めのチェックイン。驚いたことに、カウンターへ行く前にオープンチェックと言われ、荷物を全部開けさせられた。カメラや携帯電話は目の前で電源を入れさせられ、ペットボトルのお茶はフタを開けてニオイチェック。とにかく細かい。ギリギリで来る人はどうか分からないけれど、こんなチェックを全員させられるんだからスゴイ。

 出国審査にたどりつくまでに思った以上に時間がかかり、早く来て正解だと思った。そしてやっぱり、18時40分発と言われているにも関わらず、搭乗口の電光掲示板には18時25分と表示されている。ノースウエストのこれがよく分からない。

 17時45分、搭乗開始。今回は通路側の席を指定しておいたので、トイレに行く時の気兼ねもなく安心。さっさと席に座り、読書に耽る。ようやく読んでみることにした『話しを聞かない男 地図の読めない女』、思ってた以上に面白い。これがあれば、今夜の徹夜は楽勝かも。


 
離陸時間が早まっていたものの、搭乗者のチェックに時間がかかったのか、結局は18時50分に離陸。「浮いた。」と思うと、あっという間に空に吸い込まれていく。昔ほど、離陸の瞬間のわくわく感がなく、そんな自分がちょっと寂しい・・・。

 機内食が配られ始め、周りの声につられビールをもらってみた。アメリカ人にはハイネケン、日本人にはサッポロ。「すごいなぁ。」と、単純に感心。が、このビールが失敗だったのかも。しばらくしたら気分が悪くなり、目の前がチカチカし始めたので、しばらくトイレの中でしゃがみこんでいた。軽い貧血みたい。確か、機内でアルコールを摂るのは初めてのハズ。これから徹夜なのに、飲まなきゃ良かった・・・。


マズイと評判の機内食。そんな事ないと思うんだけどな。

7月7日(水) ユーラシア大陸最南端の地タンジュン・ピアイへ。JBキラ〜イ!?

 深夜0時40分、予定通りの到着。入国審査を受けたり荷物を受け取ったりしていたらいい時間。さらにのんびりと、荷物を整理したり、両替したり。できれば、朝イチのMRTで移動したかったので、MRTの駅がある第2ターミナルに移動しておこうと思ったら、スカイトレインの運行が終了していた。なので、第1ターミナルで夜明かしすることに。

 すでにいい時間になっているので、今回の徹夜は楽かもしれない。機内で隣の席にいた東南アジア系の家族も空港で夜明かしするようで、家族4人、仲良くベンチに座っている。子供はまだ4,5歳なんじゃないかな。がんばれ〜。

 私はひたすら読書に耽る。眠くなったらトイレでウトウト。寒くなったら(空港内は冷房が効き過ぎていて寒い!)、カートに載せた荷物をゴロゴロ押しながら空港内をウロウロ。そんなこんなで、あっという間にスカイトレイン運行時間に。


深夜のチャンギ空港。

 今日はこれからイミグレに行き、徒歩でコーズウェイを渡ってマレーシアに入国する予定。ブギス駅近くのクイーンストリート・ターミナルから170番のバスやJBエクスプレスバスに乗ってイミグレに行く方法もあるのだけど、私はMRTでクランジ駅まで行き、そこから170番のバスでイミグレに行こうと思う。

 6時前、クーラーで冷え切っているひんやりとしたMRTに乗りクランジ駅を目指す。クランジ駅まで1.8S$。乗り換えのためタナ・メラ駅で電車を降りると、日の出前の暗さと、ムっとした生暖かい空気が体を覆う。深夜からクーラーの冷気の中で過ごしていたため、その生暖かさが心地良い。


夜明け前のタナ・メラ駅。

 反対側のホームに入ってきた電車に乗り、次の乗り換え駅であるジュロン・イースト駅へ向かう。だんだんと夜が明け始め、東の空が赤く染まっていく。高架橋を走るMRT(都心では地下鉄)から見る朝焼け、これはいいかも!

 ジュロン・イースト駅で乗り換え、クランジ駅へ。空港を出てから約1時間、クランジ駅に着きホームに降りるとちょうど太陽が顔を出し始めたところで、明るい光がホームを包む。ものすごく気持ちがいい。なかなかいい旅の出だしなのでは、なんてホクホクする。


太陽が顔を出し始めたクランジ駅。

 
駅を出て、左手にある歩道橋を渡り道路の反対側へ。階段を降りきった所にバス停があり、歩道橋下にいるおじさんに小銭に両替してもらいバスに乗り込む。170番のバスに乗るつもりだったのだけど、私が乗ったのはコーズウェイ・リンクという黄色のバスで、イミグレまで80¢。普通の人はイミグレで出国審査を受けた後、再びバスに乗り込んでJBのイミグレへ向かうのだけど、私は徒歩でJBのイミグレまで行くつもりなので、あまり深く考えずにそのバスに乗り込んだ。とにかく、シンガポールのイミグレまで行ければそれでいい。


バスの窓から見た朝焼け。

 クランジ駅からイミグレまではあっという間に到着。バスを降り、イミグレの中へと入って行った。一番右端に外国人用のブースがあり、そこで出国審査を受ける。朝早いせいか外国人用ブースに並んだのは私だけで、ほとんどが、シンガポールからマレーシアに通勤してるらしき人たちばかりだった。

 
シンガポールのイミグレーション。

 イミグレを抜け、バス乗り場ではなく歩道へ向かって歩いて行く。階段を降りて行くと歩道に出れるのだけど、階段手前で掃除をしていたおじさんに呼び止められる。「バス乗り場はあっちだよ。」と言うので、「歩いて行く。」と言うとびっくりしながら笑って、「じゃぁ、こっちだ。20分位だよ。」と笑ったあと、「ナゴヤー(名古屋)」と叫んでいた。日本と言えば名古屋なの(笑)?

 
この階段を下りてコーズウェイの歩道へ。

 歩道に出ると、ジョホール水道の向こうにそびえ立つJBのビル群が目に飛び込んできた。目の前にはJBへ続くまっすぐの1本道。朝も早いので、快晴ではあるもののさほど日差しも強くなく、なかなかいい気分。徒歩での国境越えにわくわくしながら荷物をゴロゴロ引いて(スーツケースではなくて、引けるし背負えるし、という大きなカバン)歩き出す。「写真、写真!」と写真を撮りまくっていると、前から歩いて来た2人の警官に注意された。「ソーリー。」とは言いつつ、警官が見えなくなったのを確認して、気が済むまで撮りました(笑)。

 
コーズウェイの先にはジョホールバル。

 事前にHPなどで調べていたら、「途中で道路の色が変わっているので、そこが国境かも。」と書いてあったので注意して歩いていたのだけど、イマイチよく分からなかった。ただ、『WELCOME TO MALAYSIA』と書かれている所があったので、そこが国境なのではないかと思う。ちなみに、ジョホール水道はゴミだらけで汚く、悪臭も漂ってきます(笑)。

 
ここが国境だと思うのだけど・・・。

 それと、JBのイミグレでは徒歩の人は一番右側だという情報も載っていたので、コーズウェイの左側の歩道を歩いていた私は気にしていたのだけど、徒歩の人を誘導するような標識があったので安心していたら、やっぱり徒歩の人は一番右側へ行かなくてはいけなかった。バスが一番右側に止まるのだけど、徒歩の人はバスで来たのと同じ扱いのよう。考えてみれば納得。


「徒歩はここ」って表示されているのに・・・。

 約20分でJBのイミグレに到着。カウンターで出入国カードをもらい、記入後、マレーシアに入国。時刻は8時半前。順調、順調。イミグレを出ると、次々にタクシーの運転手などに声を掛けられる。さて、今日の宿を決めないと。自分の足で探そうか、タクシーの運転手に紹介してもらおうか考え、何人目かに声を掛けてきた運転手に、「まだ泊まる所を決めてないんだけど、50RMか60RMで泊まれる所ない?」と聞いてみた。少し考えた後、「69RMはどう?50RMや60RMの所は、ちょっと汚いから。」と言う。ガイドブックでJBはあまり治安が良くないからあまり安宿は勧めないような事が書いてあったし、昨日は徹夜だったのでJBではちょっといい所でもいいかなと思っていたので、そこを紹介してもらう事に決めた。


マレーシアのイミグレーション。

 「車を持って来るから待ってて。」と言われ、イミグレの前で待つ。やって来たのは単なるセダン車。タクシーの表示はない。いわゆる白タクっていうやつ?でも、何だか感じのいい人だし、ホテルまで連れて行ってもらうだけだし。車内はクーラーが程良く効いていて快適。小汚い建物の前を通りがかったとき、「この辺が50RMとか60RMで泊まれる所だよ。ちょっと汚いからね。これから案内する所はキレイだよ。」と言われ、確かに、「ここには泊まりたくないかも。」と思った。

 ホテルに向かいながら、JBから2〜3時間行った所にある、ユーラシア大陸最南端の地タンジュン・ピアイに行きたいと思っていた私は値段を尋ねてみた。すると60RMだと言う。ガイドブックには目安として80RMと書いてあったので、この運転手は良心的かもしれないと思い、「今日これから日帰りで行きたいんだけど、それだといくら?」と聞いてみた。すると、「え?日帰りで行くの?」と驚かれ、「うーん、100RM。遠いから。」と言う。どうも100RMを高いと思っているみたい。でも私は、JBからタクシーをチャーターしたら200RM位の事を言われるかと思っていたので、迷わずこのタクシーをチャーターすることに決めた。運転手の名前はAziz。

 Azizが連れて行ってくれたホテルは『LION HOTEL』。中心地からはやや離れているので若干不便そうだけど、朝食・エアコン・ホットシャワー・テレビ・冷蔵庫付きの、ちゃんと掛け布団のあるベッドのある部屋。いい所を紹介してもらえたと思う。Azizにロビーで待っていてもらい、部屋に荷物を置き必要な物だけを持って部屋を出た。では、タンジュン・ピアイへ出発!

 時刻は9時前。順調、順調。少しお腹が空いてきて朝ご飯を食べたいような気もしなくはなかったけれど、何も言わずにタンジュン・ピアイへ向かってもらった。途中、Azizがガソリンを入れにスタンドに寄り、アメを買ってきてくれた。私も持っていたガムをあげ、それらでお腹を満たしながら向かう。Azizは、道路から目につく物を色々と説明してくれながらの運転。

 ククップ村の表示が見え始めた時、そこにも行ってみたい事を伝えた。ここは新鮮でおいしいシーフード料理が食べれる漁村なので、少し早いお昼をここで取ってもいいかなと思っていた。でも、Azizにそう伝えておいたのだけど、結局、道中話題に上がっていたドリアンを食べただけ。ドリアンは2個で10RMと言われ買っても良かったのだけど、だいたい丸々1個もいらないのに2つもあるし、丸のまま渡されても食べれないのでためらっていたら、1つその場でパカっと割ってくれたので、Azizと一緒に食べた。おいしかったのだけどノドに詰まって涙目になっていたら、Azizが水を買ってくれた。

 
ククップ村のJetty(左)と甘くておいしかったドリアン(右)。

 
ここから向こうに見えている島に行く事もできる。

 タンジュン・ピアイへ向かう前にインフォメーションセンターのような所に寄り、色々なパンフレットをもらった。そして、タンジュン・ピアイへ向け出発。ドリアンの木が沢山あるのをAzizが教えてくれ、「ドリアンの木の下を歩くのは危ないね。」と言ったらそれがAzizのツボにハマってしまったようで、いつまでもケタケタ笑っていた。

 Azizもタンジュン・ピアイに来るのは初めてだそうで、少し道に迷い、民家に聞きに行ったりしながら、タンジュン・ピアイに到着した。ここにはタンジュン・ピアイ・リゾートというホテルがあり、水上コテージに80RM位で泊まれるらしいので泊まりたかったのだけど、日本から予約の電話をしたら「いっぱい」と言われてしまった。単に、私の英語が怪しくて適当に断られたような気もしなくはないけれど・・・。


のどかな景色が続く。

 レセプションのような建物の前に、最南端の地を示す石碑が建っている。頭に「最」がつくものは、何だか嬉しい。もちろん、いい意味の場合に限るけれど。例えば、東南アジアの最高峰キナバル山とか、日本の最高峰富士山とか。どうも、そういうものに惹かれるみたい(笑)。

 
入口にはこんな石碑が。

 Azizと一緒に、まず、まっすぐ海へ向かって伸びている桟橋を歩いて行く。両脇にはマングローブが生い茂り、ちょうど潮が引いている海では、大小様々な無数のムツゴロウが泥水の中から顔を出している。それらを眺めながら、先端にある船着場へとやって来た。海の向こうにはインドネシアが見えていて、遠くに沢山の船が浮かんでいる。いい気持ちだ。

 
マングローブに覆われた桟橋を歩いて行くと海が!

 
長い桟橋を歩いて行くと船着場。そこからはインドネシアも見える。

 それから、メイン(?)の桟橋からマングローブ林の中に向かって左右に伸びている桟橋を順番に回って行く。突き当たりに簡単な展望台のような物があり、上まで上がって行き、そこからの景色を楽しむ。

 
展望台(?)から見た景色。

 船着場からレセプションのような場所に向かって右側へ行くと、ユーラシア大陸最南端の地がある。ここで記念撮影。ここでAzizが、持ち歩いていたククップ村で買ったドリアンを取り出した。「家族で食べて。」とあげたのに、ここで一緒に食べようとしていたみたい。もういらないので、ドリアンを割ろうとする手を止める。

 
マングローブ林を抜けて行くと「最南端の地」が。

 一通り桟橋を歩き回り、レセプションらしき所に戻って来た。ここで、名前と日付入りの最南端の地に来た証明書を発行してもらった。1枚3RM。いい思い出だ。


記念の証明書。

 すっかり暑くなってしまったタクシーに乗り込み、クーラーを最強にする。2人ともすっかりお腹が減っていたのだけど、JBにAzizオススメのローカルフードのお店があるとの事で、JBまで我慢することにした。車内が快適な温度になるにつれ、さすがに激しい睡魔に襲われ始める。寝ても良かったのかもしれないけれど、寝たらいけない(危ない?)ような気がして必死で目を開けていた。辛かった・・・。

 14時近く、ようやくAzizオススメのオープンエアーのレストラン(屋台?)に到着。料理はAzizおまかせで、インド風ピラフのナシ・ブリヤニ、鶏肉を煮込んだルンダン、ベジタブルカレー、ピクルスのようなアチャ、ゼリーみたいのが入っているピンク色の甘い飲み物バンドゥン・チンチャオ(略してバンチャオ)。これらを2人でシェアしてのランチタイム。私が「おいしい、おいしい。」と喜んでいたら、Azizも「気に入ってもらえて良かった。」と喜んでいた。


ベジタブルカレーが写っていないけど、これらをシェアして。

 最初からここは私が出すつもりでいた。でも、2人分で14RMという安い食事ではあったけど、Azizが最初から出す気がなかったのを知り、この後の観光は1人で行こうと思った。Azizは一緒にイスタナ・ブサール(博物館)に行きたかったようでしきりに今から行こうと言ってくる。私を連れて行くと、いくらかもらえるのかもしれない。でも、ここは入場料が7US$位かかるようなので、これまで出させられるのは避けたい。なので、「アブ・バカール・モスクを最初に見たいから、そこで降ろして。」と言って、モスクに行ってもらった。

 モスクに着き、「じゃ、ここで。」と精算しようとすると、Azizは「案内する。」と言ってどんどん行ってしまう。仕方なく一緒に一周する。さらに、「じゃ、博物館に行こう。」と言う。が、きっぱり断り、ここで精算。100RMのハズが140RMだと言い出した。「何で?」と聞くと、「もう15時だし、チャーターは1時間いくらいくらで・・・。」などと言い始めた。確かに、140RMでも安いとは思うけれど、何だか腑に落ちない。とりあえず細かいのが130RM分しかなかったので130RMにしてもらった。この後どうするのかと聞かれたので、「この辺を見て回った後、買い物をする。」と言うと、「買い物が終わったら迎えに行くから電話して。」と電話番号を書いた紙をくれ、別れた。

 
青空に映えるアブ・バカール・モスク。

 1人になった後、もう1度ゆっくりとモスクを見学し、時計塔を見に歩いて行った。ジョホール水道沿いの道をのんびり歩いて行く。気持ちいいけれど、頭上に降り注ぐ光線が強い。肌がジリジリと焼けていくのが分かる。

 
ジョホール水道沿いのまっすぐに伸びる道。

 
南国チック。

 とりあえず時計塔を見て写真を撮った後、イスタナ・ブサールへ向かう。途中にジョホール動物園があり、少し行ってみたかったけれどだいぶ疲れてきていたので、とりあえずイスタナ・ブサールへ向かう事にした。右手にショッピングセンター・ウォーターフロント・シティが見えてきた。その前に展望台があり、かなり疲れていたけれど螺旋階段を上ってみた。すると、最後の最後で、外に出られないようにチェーンがしてあり、上から景色を楽しむ事はできなかった。

 
時計塔(左)と、上まで行けなかった展望台(右)。

 ものすごくノドが乾いていたのでショッピングセンターに入ってお茶でも飲もうかと思ったけれど、やっぱり最初にイスタナ・ブサールへ行こうと歩き出した。キレイに整備された庭園を歩いて行くも、妙に静けさが漂っている。「あれ?」と思い時間を確認すると、すでに閉館していた。あらら。もしかしたら、Azizは閉館時間を気にして言ってくれていたのかもしれない・・・。


入れなかったイスタナ・ブサール。

 閉まってしまったのなら仕方がないので、お茶でも飲もうとウォーターフロント・シティへ行く。やっと涼しい所で休めると思ったら、何と潰れていた・・・。


閉店していたウォーターフロント・シティ。

 一刻も早く水分を取りたかったけれど、とりあえずジョホールバル駅まで行ってみようと歩き出す。途中、郵便局があったので寄って行き、数枚の切手を購入。ジュースの自動販売機があるものの、小銭がないので買えず。頭の中で、「水〜、水〜。」と唸りながら歩いて行く。ふと、郵便局の上に州庁舎があるのに気付き、坂道を上がって見に行った。とりあえず写真を撮り、再び駅を目指す。ごちゃごちゃとした路地を抜けて行くと線路らしき物が見えてきた。駅だという確信が持てずに道に沿って歩いて行くと、駅の入口らしき所にたどり着いた。写真を撮り、とりあえず行ってみようと思っていた所は回れたので満足する。

 
州庁舎(左)とジョホールバル駅?イミグレだったのかも?(右)

 最初に目に入ったお店で、ポカリスエットに微炭酸を加えたような飲み物、100PLUS(ハンドレッドプラス)を買う。思わずマレー語で「ブラパ?(いくら?)」と聞いてしまい、マレー語で答えられキョトンとする私。お店の人は不思議そうな顔をしながら英語で言い直してくれたけれど、分からないなら中途半端にマレー語なんて使うな、と自分でつっこんでみる(笑)。そして、一気に飲み干す。プハー、生き返った!

 駅の方に行けば、何かしらデパートが見つかると思っていたのだけど、何だかよく分からない。とりあえず、ちょっと先に見えるプラザ・コタ・ラヤに行ってみる事にした。目の前にヒンドゥー寺院があり、写真だけ撮る。プラザ・コタ・ラヤで少しだけ両替し、インターネットカフェがないか探してみたけれど分からず、聞くと、シティ・スクエアに行けばあると言われた。シティ・スクエアはどこにあるんだろうとガイドブックを見るも、疲れが極限に達し始めていたため、シティ・スクエアの文字が全然目に入ってこない。面倒臭くなったので、タクシーに乗り込んだ。


たまたま見つけたヒンドゥー寺院。

 
カラフルでキレイ。

 「感じ悪いな。」それが第一印象。タクシーを走らせ始めてもメーターが動かない。「メーター?」と尋ねると動かし始めた。くにゃくにゃとタクシーを走らせ、プラザ・コタ・ラヤから目と鼻の先にあるシティ・スクエアに止まった。しまった、こんなに近かったんだ。遠回りもされただろうし、こんな距離をタクシーに乗ったのだからボラれるな、と思ったら、「4RM。」と振り向きもせずボソっと言う。メーターには初乗り料金の2RMの文字が。「4RM?高過ぎる。2RMじゃん。」と食ってかかると、メーターをちょっといじって2.5RMに変えた。黙って2RMだけ出すと、「3RMだ!」と怒り始めた。1RM、つまり約30円の違い。これ以上イヤな気持ちになるのはバカらしいので、半分投げ捨てるように3RMを渡しタクシーを降りた。くそぅ。

 シティ・スクエアに入り、まっすぐインターネットができる「TIME」に向かう。日本語で見れるけれど、日本語で打つ事はできなかった。1時間4RMで最低1時間からだけれど、本当に本当に疲れていたので15分程で出た。

 どうも駅周辺の雰囲気が好きになれない。疲労も眠気も極限に達していたのですぐにタクシーに乗り、ホテルに戻る事にした。今度の運転手は感じがいい。色々と話し掛けてくれるし、明るく元気がいい。少しホっとする。ホテルの前で少し迂回しないと駐車場に入れないのだけど、Azizとは違った方向へ向かって行く。「あれ?」とは思ったものの、たいして気にも留めていなかった。が、ホテルのすぐ裏まで来て、「あ、行き止まりだ。」と言って、ぐるぐるホテルの周りを回る。そして、メーターがどんどん上がって行く。3RMちょっとで着いたと思ったのに、結局4.4RM。それまで明るく元気の良かった運転手の態度が少しおかしい。・・・お前もか。たいした額じゃないけれど気分が悪くなったので、ピッタリの額を払って降りた。3RMちょっとで着いたと思った時点では、4RMあげようと思ってたのだけど。

 ホテルの横に肉骨茶(バクテー。豚肉を漢方薬などで煮込んだ物。)屋があり、夜もやっているならここで夕飯にしようと思いながら部屋へ。あ〜、疲れたぁぁぁ。が、頑張って洗濯をしシャワーを浴びた。そして、そのままベッドの上でゴロゴロ。ふと、Azizはいい人だったと思った。このホテルに泊まれたのも、タンジュン・ピアイに行けたのも、Azizだったからかも。その辺にいるタクシーの運転手に声を掛けてたら、今日はこんな風に過ごせなかったかもしれない。あぁでも、JBなんて嫌いだ、あぁ、日本に帰りたい。いきなり弱気になってきた。そしてもう1歩も外に出たくなくなり、夕飯も食べずに寝てしまった。あぁ、長い1日・・・いや、2日?だった。


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