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５月１５日（水） 飲んだ、飲んだ、最後の夜。 〔ＴＩＯＭＡＮ→ＫＬ〕
６時起床。ティオマン島での最後の朝食を食べに『South Pacific Restaurant』へ行こうと外に出ると、ロマンスさんも出て来たところだったので３人で『South Pacific Restaurant』へ。今日もオムレツとチーズのＪＡＦＦＬＥを作ってもらった。ついでに前から気になっていたバナナＪＡＦＦＬＥを持ち帰りで作ってもらった。持ち帰りで頼んだからか、おばちゃんに「今日帰るの？」と聞かれる。このＪＡＦＦＬＥも、もう食べれないんだなぁ。
ほとんど毎朝通った『South Pacific Restaurant』。
部屋に戻り支度をして外に出る。たまにゃんファミリーにお別れし、『South Pacific Chalets』に泊まっているトモちゃんに声をかけて行く。ロマンスさんがJettyまで見送りに来てくれ、ボートが来るまで海をのぞき込んで魚の名前を教えてもらっていた。ロマンスさんに魚の名前を教えてもらうのも最後なんだな。また、みんなで潜れたらいいなぁ。（写真：テーブルの上でひとかたまりになるたまにゃんファミリー。元気でねー。）
８時１５分、ボートに乗り込み出発。アヤと２人でぶんぶん手を振り、ティオマン島から離れて行く。何だか寂しいなぁ。バイバイ、ティオマン島！ウトウトしつつ、１０時、メルシンに到着。アキさんがバスのチケットを取ってLeeさんのいる旅行会社に預けてくれているので、バスステーションの所にある『プラザＲ／Ｒ』の食堂でアヤに荷物番をしててもらい、チケットを取りに行く。ついでに郵便局にも寄って行く。身軽っていいなぁ。あっという間に旅行会社に到着。
レストランに戻って来てマンゴージュースを飲む。おいしい。お昼を食べるにはまだ早いので、ジュースを飲みながら日記を書いたりしていた。たまたま通りがかった、行きに会ったバイクのおじさんが私たちに気付いてニコニコしてる。覚えててくれたんだ。それからお店の人がやって来て、「何も食べないならあっちの席に移って。ここは１０人掛けの席だ。」と言う。ムっとした私たちは一気にジュースを飲み干し、文句を言って違うお店に移動。ガラガラのくせに。感じ悪い。１１時半、移動したお店でナシチャンプルを食べ、１２時１５分、バスに向かう。そこでばったり、『B&J DIVING CENTRE』のボートの運転手さんに会った。びっくり。運転手さんはこれからＪＢへ行くんだそう。
１２時半、バスはＫＬに向け出発した。前回、バスステーションの手前まで来ているにも関わらず渋滞で時間がかかってしまったので、今日は手前で降りるつもりだ。なので、荷物をトランクには入れずに車内へ持ち込む。狭い足元に大きなカバンとリュックを置く。当然足は伸ばせず、かなりツライ体制でのバスの旅が始まった。これで６時間か・・・。ウトウトしながらＫＬに向かって行く。１４時前、急にバナナＪＡＦＦＬＥが気になった。見るとやっぱりバナナが変色している。車内は暑く、「腐るかも。」と思った私は、ちっともお腹は空いていないのに食べる事にした。おいしいけど苦しい。その後はずっと寝ていた。トイレ休憩で席を立ったアヤが前の方で誰かと話している。よく見るとトモちゃんだ。私たちの乗ったボートより後のボートで島を出たらしいのだが、たまたま空きがでてこのバスに乗れたんだそう。びっくり！
１９時、ＫＬに到着。バスステーションの手前で降り、３人でホテルへ向かって歩いて行く。トモちゃんは『Hotel Seasons View』を目指し、私たちはアキさんに紹介された『Town View Hotel』を目指していた。そこで、アキさんとカズさんに会う事にもなっている。どちらのホテルもブキッ・ビンタンにあるので途中まで一緒に行き、そして別れた。荷物が重く、そろそろツライと思い出した頃、ホテルに到着した。フロントへ行くと、カズさんと、タイに行ったはずのキタロウがいた。「あれ〜？」と驚いているとアキさんもやってきた。とりあえずチェックインする。１泊１部屋６０ＲＭ。エアコン付きで、シャワーもお湯。ベッドもフカフカ。快適だ〜。部屋に荷物を置いてみんなの所へ行くと、アキさんは、「みんなでご飯食べておいでよ。」と出掛けてしまった。
「ちょっとおみやげ見てきていいですか？」と、アヤと２人で『BB Plaza』へ見に行くが広すぎてよく分からず、ポストカードと、お餅のようなお菓子を買って帰って来た。それから、実は隣りの隣りにあった『Hotel Seasons View』に泊まっているトモちゃんを探しにホテルへ行くと、ばったりエレベーターで会う事ができた。５人揃い、アロー通りの屋台でご飯にする。まさかＫＬでみんなが揃うなんて思っていなかったので、びっくりだし嬉しい。野菜炒め、鶏の手羽先、バクテー、サテなどを注文し、アヤ、トモちゃん、私の３人でとにかくよくビールを飲む、飲む。キタロウが、「あと２本で１ダースだよ。」と笑っている。アヤと、「飲まなくちゃー。」と言っていたような・・・。結局、ほとんど女の子３人で、ビール大瓶（だったと思うんだけど・・・）１１本も飲んでしまった。こんなにビールを飲んだのは初めて。１時半過ぎ、「気持ち悪い・・・。」と言いながらみんなでセブンイレブンに水を買いに行き、そしてみんなと別れた。みんな元気でねー。
部屋に戻り、アキさんにバスのお金や宿題を渡していなかった私たちは、アキさんに置手紙を書いて行く事にした。手紙を書いていると電話が鳴り、出るとアキさんだった。「明日気を付けて・・・」と言ってくれているのに、まだ酔いが覚めてない私は、「今お部屋ですか。バスのお金とか宿題があるので、渡しに行っていいですか？」と一方的に言って、アヤに「ちょっと行ってくるねー。」と言って渡しに行き、一杯飲みに行く事になった。アヤに声をかけるが、「もう寝るね。」との事。そりゃそうか。ホテルの下にあるレストランでビールを飲む。が、さすがにもう飲めない。ほとんど女の子３人で１１本もビールを飲んだ事を言ったらすごく驚かれ、私はアキさんに驚かれた事に驚いた。（笑）それにしても、ティオマン島では本当にお世話になりました。おかげでビビるマンがダイビング大好きになっての帰国です！どうもありがとうございました！
部屋に戻り、シャワーを浴びたり、荷造りをしていたら５時過ぎになってしまった。６時に起きるつもりだったので、もう寝ない事にし、ベッドに転がってポストカードを書いていた。６時前、ボールペンが顔に刺さって目が覚める。いつの間にか寝ていたみたい。５時４０分まで時計を見た記憶がある。アヤも起き、「大丈夫？２日酔いじゃない？」と笑われる。「うん、大丈夫っぽい。」と言いながら、昨日買ったお餅のようなお菓子を持って、朝食を食べに外へ出て行く。ホテルの前の屋台でホットチャイニーズティーと、肉マンが食べたかったのにあんマンしかないと言うのであんマンを頼む。２日酔いではないけど、まだお酒が抜けていないのか寝ていないからか、ものすごくフワフワする。昨日買ったお餅のようなお菓子も量が多く、全部食べきれずに残してしまった。
８時、チェックアウト。タクシーを拾い、今日、同じ便で帰国するキタロウが泊まっている『Swiss Inn』へ行く。何だか気持ち悪い。車に酔いそうな感じがする。アヤが、アキさんにもらった酔い止めを持っていたのでもらい、飲む。キタロウと合流し、いったんタクシーから降りてしまった私たちは別のタクシーを拾う。車の中で寝ていた運転手さんはおばちゃんで、何だかポーっとしている。キョロキョロしたり、「車の動かし方知ってるのかな？」と心配になるような動きを取る。３人で「起きてる？」「あなたは運転手？」などと質問すると、「Yes. Yes.」と笑っている。そして、ＫＬＩＡへ向け出発。ちょっと心配・・・。
９時半、無事にＫＬＩＡに到着。チェックイン後エアロトレインに乗り、ゲートＣのあるサテライト‘Ａ’へ移動する。移動後、おみやげのお菓子を買い込み、それからコーヒーショップで休憩する事に。マレーシアのお金を日本円に戻したかった私は、２人に荷物を見ててもらい、両替所へ行く。両替所は並んで２つあり、１つはコンピューターがダウン中で閉まっていた。ところが開いている方は日本円が３０００円しかないと言う。仕方ないので３０００円だけ両替する。一応、隣りの両替所に聞いてみると、「コンピューターがダウンしてるからできない。」と言われるものの、「えー・・・。」と粘っていたら、「何時の便に乗るの？」と聞かれ、「１１時。」と答えると、「じゃぁ、１０時半にもう１度来て。」と言われた。そして１０時半に行くと、まだコンピューターはダウン中で閉めていたのだけど、コソコソと周りを気にしながら両替をしてくれた。あまりにもキョロキョロ周りを気にしながら計算しているので、「もしかしてちょっとボラれてるのかなぁ。」とは思ったものの、５０００円になったので良かった。日本に帰る今、少しでも日本円が欲しいもん。（笑）
１１時、人が少なくガラガラのＭＨ７０便はＫＬＩＡから飛び立った。私たちの後ろの席に座っているキタロウが、窓の外を見ながら「あー。」とか「うー。」とか言っていて、それをアヤと２人で笑う。どんどんマレーシアが小さくなっていき、そして見えなくなってしまった。ついに、最初は長いだろうと思っていたマレーシアでの１ヶ月が終わってしまった。この１ヶ月は何て早かったんだろう。ちっともホームシックにかかることがなかった私は、とにかく寂しい。もっともっといたかったな。最後の機内食を楽しみ、そして、夢の中へ。
１９時、どんよりと寒〜い日本、成田空港へ到着した。あぁ、ついに帰ってきちゃったんだ。入国審査を受け、荷物を受け取り、税関を抜けて行く。そこには、キタロウのかわいい彼女さんとお友達が迎えに来ていた。アヤと私は、それぞれ帰りのバスチケットを買い、そして、キタロウたちと、「元気でね。ばいばーい。」と笑顔で別れた。行きは一緒じゃなかったキタロウと、こうして成田空港で手を振って別れるのも変な感じ。それから、まず先に出発するアヤをバス乗り場で見送る。一緒に写真を撮り、「本当に楽しかったね。ありがとう。」と握手をし、「またね〜。」と別れる。何だかじーんとしてしまう。本当にこの1ヶ月、アヤと一緒に旅ができて楽しかったよー！ＧＷには、短期間しかいられないにも関わらず、高いお金を出してユーコも来てくれて。本当にいい同期だよね。そして最後に、こんな旅ができることになったわけだし・・・。「リストラ、ばんざい！！」とでも言っておこうかな。（笑）
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