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タオ島旅日記 in タイランド
【タオ島までの道のり編】


INDEX


今年のティオマン島での生活も5ヶ月が過ぎました。
これから8月、夏休みシーズンです。
ありがたい事に、8月9月とご予約をたくさん頂いております。

7月の後半、次のご予約までポコっと空きました。
アキさんも島を出る用事があります。
私はちょっくら、タイへ出かける野暮用ができました。

「少しお店の方ものんびりになるし、せっかくなら2週間くらい行ってくれば?
そうだ、タオ島に行ってくればいーじゃん。」

そんなお言葉を頂戴し、一気に旅心に火が点きました。
ボッ!(着火)

そこから私の無謀な旅ルートが広がります。


++  無謀な計画その1 ++

ティオマン島 → メルシン → 東海岸北上 → プルフンティアン島(ダイビング) → コタバル →
スンガイコーロク → チュンポン → タオ島(ダイビング) → パンガン島 → サムイ島(ダイビング)+アントン諸島 →
スラーターニー → クラビ → ハジャイ → サトゥン → クルアプルリス →
コタバル?クアンタン?KL?クルアン? どこ行きが出てるか分からないけど、どこかを経由してメルシンへ → ティオマン島


えぇ、全くもって無謀な計画です。
たった2週間で欲張り過ぎだっちゅーの。

が、そーこーしてるうちに、スンガイコーロクの辺りがホントにヤバそうだと・・・。
ハジャイの方も、危険な雰囲気が漂っているとの情報が入ってきました。
つい最近もテロがあったとか無かったとか・・・。
いつになっても、テロだぁ何だぁと落ち着かないですね、この辺り。

私のレギュの調子も悪くなり、結局KL経由で、レギュをオーバーホールに出してから行く事にしました。
KLに出るため、今回は東海岸北上はお預け。
スンガイコーロクも危なそうなので、ハジャイからタイに入る事に決定〜。

そして、


++  無謀な計画その2 ++

ティオマン島 → メルシン → KL → ハジャイ →
チュンポン → タオ島(ダイビング) → パンガン島 → サムイ島(ダイビング)+アントン諸島 →
スラーターニー → 行ければクラビ → ハジャイ → サトゥン → クルアプルリス →
コタバル?クアンタン?KL?クルアン? どこ行きが出てるか分からないけど、どこかを経由してメルシンへ → ティオマン島


というルートを取る事にしました。
えぇ、これでもまだまだ無謀だとは思います、ハイ。

無謀な事は、動き出してから身を持って知るのです。
結果、


ティオマン島 → メルシン → KL → ハジャイ → チュンポン → タオ島(ダイビング) →
 スラーターニー → サトゥン → クルアプルリス → KL → メルシン → ティオマン島


というルートを取りました。
いいんです、いいんです、予定は未定、臨機応変の行動が楽しいんです。

という事にしておきます(笑)。


7 月 2 0 日 ( 木 )

朝は7時45分にABC村にやって来たBLUE WATERのスピードフェリーに乗り、メルシンへ。
ダイビング器材一式に着替えやら何やらと、毎度の事ながら大荷物。
デジカメの写真もどんどん落としていけるようパソコンも持って来たもんで。

10時にメルシンに着き、R&Rプラザ内にあるバスチケット売り場へ向かうと、
まだ乗車人数が少なく出発していなかったらしい10時発のバスに乗れることに。
ラッキー♪
でも、トイレに行きたいので運転手さんにそう言うと、
「1分で行って来い。」と。

「1分で行けるか(ムッ)。」
と思いつつ、ダッシュ。

私が席に着くなり出発しました。
みなさま、お待たせしました・・・。

バスは順調に走り、16時過ぎにはKLのチャイナタウン近くにあるプドゥラヤバスターミナルに到着。
チャイナタウンのスルタン通りにある『レッドドラゴンホステル』にチェックイン。
ここは昔、映画館でした。
入ってみれば分かるけど、映画館の名残がある気がします。
平日はRM35、週末はRM40です。

チェックイン後、急いでレギュをオーバーホールに出しに行きました。

「いつまでに出来上がればいい?」
「できるだけ早く(笑)。この後、タイのタオ島に行くから(笑)。」

ホントは何日か欲しかったみたいだけど、明日、あげてくれることになりました。
テリマカシーバニャバニャ。


移動で疲れたし、病み上がりって言えば病み上がりなので、部屋でひと休み。

夕飯は近くの屋台にて。
色々と迷ったけれど、前々から気になっていて食べた事のなかったクレイポットチキンライスに挑戦。
ここは他にもつまめるような料理もあるみたい。
だけど、1人ではこれだけも多いくらい。

お酒は止めようと思ってたのに、「飲み物は?ビールもあるよ。」と言われ頼んでしまいました。

そして、ついつい、
・・・ビールもう1本っ!

RM21.6の夕飯でした。


 


7 月 2 1 日 ( 金 )

午前中、諸々の用事を済ませるため、ブキッビンタンまでじゃらんじゃらん。

お昼は、ジャランインビの方にある『阿喜肉骨茶』で。
前に1度来たことがあるんだけど、やっぱり今日もおいしかった。
好きな部位を言って注文することができるんだけど分からないので、
「イロイロ入れて。」の意味で、「チャンプル」と注文。
アイスチャイニーズティと合わせて、RM14。

隣には観光客が押し寄せる『新峰肉骨茶』がありますが、私はこっちの方が好きかな。


 

午後も、用事を済ませるためじゃらんじゃらん。
レギュも無事、修理が終わりました。

「オーバーホール」じゃなくて「修理」だけでした。
まぁ、日数的にムリ言ったしね。
おかげで、思ってたより全然安かったしね。

でも、オーバーホールが良かったな・・・(^-^;)。

レギュもあがったので、明日はハジャイへ移動です。
帰りがけ、プドゥラヤバスターミナルに寄ってチケット購入。
明日は、Konsortium社のバスにてハジャイへ向かいます。
ハジャイまでRM40。

今夜も、夕飯は近くの屋台にて。
これまたすでに日記の方でも書きましたが、料理名は『カントニーズ』。
カリカリに揚げた細めんの上にはクイティオが。
その上に、肉・イカ・エビ・野菜・卵た〜っぷりのあんかけ。

激ウマです。


アイスチャイニーズティも飲んで、RM5.5ナリ。




7 月 2 2 日 ( 土 )

朝9時半発のバスに乗るため、プドゥラヤバスターミナルへ。
チケットにプラットホームナンバーも入っているので、バスの出入口から強引にターミナル内へ。
こんな大量に荷物を抱えて階段なんて上りたくありません。
上ったところで、また降りなくちゃいけないんだし。

少し早く着いたため、排気ガスが充満する乗り場でしばし待機。
ちょっと・・・かなり空気は悪いけど、ガマン、ガマン。

と、バス会社の人らしき人がチケットを見せろと。

「上に上がって待て。」

・・・ハイ?
何で?
この階段を避けてバスの出入口から入って来たのよ?
やだよー、階段上りたくないよー。

「こっち、こっち。」
と、さっさと階段を上って手招くお兄さん。

・・・。
しぶしぶ重そうに荷物を抱えつつ階段を上り始めたら、
「仕方ねぇなぁ。」
そんな感じで持ってくれました。
テリマカシ。

階段上でしばらく待っていると、さっきのお兄さん登場。
またもや、「こっち、こっち。」と歩き出します。
あれ?そっちプラットホームじゃないし・・・。

ハジャイ行きのバス、2階建てのバスでした。
でもって、ターミナルを出た所の道の向こう側に停車中。
お兄さん、私の荷物を抱え上げズンズンとバスに向かって行きます。
テリマカシーバニャバニャ。

予定より15分遅れの9時45分、ハジャイに向け出発です。
2階だから眺めはいいし、3列シートだからゆったりだし、快適、快適〜♪

 

が、体中が痛いのです。
慣れたとは言っても、ティオマン島からKLまで、待ち時間なんかも入れたら8〜10時間の移動距離。
安宿のベッドは硬くて痛い。
共同のシャワーとトイレは落ち着かない。
そして今日もまた、約10時間のバスの旅。

だんだん、頭がガンガンズキズキ・・・。
くぅ〜、またもやお腹の調子が悪くなってきたァ〜・・・。
7月に入ってから、ずっとお腹の調子がイマイチで・・・。


イミグレに行く前に休憩。
その際、バスの人にパスポートを渡します。
・・・今まで、パスポートなんて渡しったけかなぁ?
タイの入国カードを書いてくれるんですけどね。

真っ直ぐ行けばイミグレなのに、左折するバス。
どこに行くのかと思ったら、本当にパっとしない免税店にやって来ました。
あれ?こんなトコ、来たことあったっけ?

マレーシアのイミグレに来ました。
あれぇ?こんなイミグレだったっけぇ?

タイのイミグレに来ました。
みんなを降ろしてバスはどこかに進んで行きます。
あれ?バスってどこで待ってるんだっけ?

あれ?あれれれれ???
何でこんなに分からない事だらけなんだ?

あ。
バスでタイに入るの、初めてじゃん?
そうだ、そうだ、そりゃ、知るわけないじゃん、アハハハ〜。

タイに入り、時計の針を1時間戻しました。
ハジャイまではもうすぐです。

18時半、ハジャイ駅近くの旅行会社の前に到着。
てっきりバスターミナルに着くと思っていたんだけど。
おかげで、泊まろうと思っている『INDRA HOTEL』まで歩いて行ける。
ヤッター。

「B800です。」

・・・何で?何回も泊まってるよ?いつもB500じゃん?
値段変わったの?今年の2月もB500で泊まってるんだけど。

「広い部屋しかないんです。B800です。」

・・・ウソだ。
ワタシ今、ボラれてるアルヨ・・・。

でもな、もう本当にクタクタ。
今から宿探しするの、やだしな。
暗くなる前に、明日のチュンポン行きのバスチケット買いに行きたいしな。
21時過ぎには寝たいしな。
今日って週末だしな。
こんなもんなのかもな。

・・・泊まります。


 

思いがけなく高かったけど、やっぱりちゃんとした部屋は落ち着きます。
熱いお湯も出るしバスタブあるし。

部屋に入ってホっとしたら、もうこのまま寝てしまいたい衝動に駆られましたが、
チュンポン行きのチケット買いに行かなくちゃ。

バスが停まった旅行会社、いつもそこでKL行きのバスチケットを買っているので、
もう、いくつか旅行会社を回って値段を比較して、なんて事はせずに購入。
疲れたんです、ホントに。
チュンポンまでB450。

夕飯は、日本食レストラン『FUJI』にて。
久しぶりにタイに来て、タイ飯ではなくて日本食に走った私。
大変珍しい事なのですが、もうずっと、「ハジャイに行ったら日本食。」と、体が欲してました。

アラスカサーモン巻き
エノキ豚肉巻きの揚げ物
緑茶

緑茶は、驚くほどマメマメしくお代わりを注ぎに来てくれます。

しめてB302ナリ。
ウマー♪


7 月 2 3 日 ( 日 )

9時半発のバスチケットを買ったのですが、8時半には旅行会社に来いとの事。
「早いなぁ。」
そう思いながら旅行会社に行きました。

「このトゥクトゥクに乗れ。」

・・・何で?これ無料?
あ、そう。
で、どこ行くの?

トゥクトゥクに連れて行かれた先はバスターミナル。
そして、とある旅行会社で降ろされました。
ここのおじさんがいい人でね。
帰りはここでホテルも紹介してもらおうかな。
サトゥンまでの行き方も教えてもらったし。

バスに乗れる時間になってバス乗り場へ。

あれ???
これって、普通のローカルバスみたいな・・・。
長距離バスなのかなぁ・・・。
とりあえず、B450は高かったような気がする。
バスターミナルで買えば安かったに違いない・・・。

9時半、出発。
とりあえず、空き空きなので楽チンと言えば楽チン。
ま、良しとしよう。

それにしてもこのバス、停まり過ぎ。
ちょこちょこ停まっては、人を乗せたり降ろしたり。
時々、停車すると物売りも乗ってきます。
バスから降りると、売り物を載せたお盆は頭に載せて。
慣れたもんですね。

さて、チュンポンには何時に着くのでしょう・・・。


 

地図を見れば一目瞭然、プーケット島よりも遠いチュンポン。
なのに何となく、プーケット島に行くような感覚でいたのです。
愚かもの・・・。

頭痛い・・・。
ノドまで痛くなってきた・・・。
もうクタクタ・・・。

疲れたな。
これでまた明日、早起きしてタオ島に移動するのしんどいな。
チュンポンで2泊しようかな。
もうさ、パンガンもサムイもやめて、タオにずっといるのがいいかもな。

えぇ、すっかり弱気です。
無謀な計画は、あえなくここで崩れ去るのでした、ハハ。

明るいうちにチュンポンまでたどり着けるのかめちゃくちゃ不安でしたが、
バスを降りる人が増えてきました。
どうやら、チュンポンは近いよう!

ヤッタ、まだ明るい!!

「ここだよ、降りな。」
とバスから降ろされた時は18時半。
出発から9時間が経っています。

で、あの・・・、ここはどこなんでしょうか。
単なる大通りの一角なのですが・・・。
私はてっきり、バスターミナルに着くものだとばかり思っておりました・・・。

が、さすがバイタク。
バスが停まる所を分かってますね、待機してくれてます。

「どこ行きたいの?」

え。
えっと、ミャオハウス。

まだ決め兼ねていたのに、思わずガイドブックに載っていたゲストハウスの名を口にする私。
でも、私は大荷物。
いくら何でもバイクじゃムリでしょう?

が、プロなんです、この方々は!
大きな荷物も何のその、私を荷台に乗せ、大きな荷物は抱えるようにして連れてってくれました。
良かった、歩いて探そうだなんて思わなくて。
100%分からなかった事でしょう。
コープクンカ〜。

来てしまってからちょっと後悔の『ミャオハウス』。
メインの道からちょっと入るので静かというか寂しいというか。
ここのおばちゃんも、いい人なのかガツガツ系なのかビミョー。
そしてここ、かなり民宿チック。
決してキレイではありません。
窓のカギは掛からず、入ろうと思えばベランダみたいな所から侵入可。
もちろん、部屋に鍵なんてついてません。
南京錠買っといて良かったァ。

ま、B150というお安い宿なので文句は言いません。

下はおばちゃん達の部屋みたいだし、ここ、24時間オープンで常に入口に誰かいるし。
きっと、泥棒なんて来ないのでしょう・・・多分。
それに、蚊帳付きなのはウレシイ!
実は、初体験の蚊帳なのです。


 

本当に疲れたのでひと休みしたい所ですが、暗くなる前に出掛けて来なければ!
そして、2泊しようかと思ってたチュンポンですが、やっぱり明日出よう。

ちょっとね、ここじゃ落ちつかなそうだし・・・(^-^;)。
タオ島まで行ってゆっくりしよう、そうしよう。

『ミャオハウス』でタオ島行きのエクスプレスボートのチケットが買えるのでお願いしました。
ソンサーム社のエクスプレスボートで、B450ナリ。
高いのか安いのか分からないけど、もう、街中でウロウロ探し求めて歩くのはイヤ。
宿から港までバンで送ってくれるし、いいでしょう、これで。

ちゃちゃっと用事を済ませ、街中をちょっとブラブラ。
通りに立ち並ぶ、屋台・屋台・屋台。
一気にワクワク度が増すってものです。
今夜のご飯は何にしよう。




食べようと思えば屋台で食べれるけど、持ち帰りにして部屋で食べることに。
暗くなってから帰るのやだし、やっぱ、あの部屋ちょっと心配だし・・・。

今夜のご飯は、ガイゴートー・ソムタム・カオニャオ。
タイに来たら外せないよね、これは。
つい欲張って買っちゃうんだけどね。
食べきれないんです、これが(笑)。

部屋で食べちゃいけないらしく、外のテーブルで食べるよう言われる。
一瞬、部屋でダラダラしながら食べたかったのに、と思ったけれど、
わざわざお皿とフォークを貸してくれたので、まぁ、いっか。

 

明日は6時10分集合。
5時半に起こしてくれるそうです。
親切ねぇ。

さ〜、寝よ、寝よ。
もう、グッタリです・・・。



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