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ダイビング三昧@ティオマン島旅日記
in
マレーシア


【6月26日(水)〜6月30日(日)】  【7月1日(月)〜7月7日(日)】  【7月8日(月)〜7月13日(土)】


7月 8日(月)
 今日は、講習のアキさん、ミホさん、クミちゃんと、そして、ムナゲくんと私の5人でのボートダイビング。明日はレスキューの講習なので、私はこれが最後のボート。あれ?今日はいつものボートじゃない。カマルもいない。私のTシャツは今いずこ・・・?それにしても、やっぱり波が荒い。ミホさんもクミちゃんも船酔いで辛そう。かわいそう・・・。

 1本目はFUN CANNYON。クミちゃんとバディを組む。大きなシンデレラウミウシがとてもキレイ。泳いでいたらクミちゃんのタンクが外れてびっくり。元に戻そうと頑張るがうまくできず、結局アキさんを呼ぶ。だいぶ経った頃、「あれ?クミちゃん??」とキョロキョロ。上を見るとクミちゃんが浮上し始めていて、少し追いかけたけど追いつけず、アキさんたちもどんどん行ってしまうので、思わずアキさんを呼びに行ってしまった。そして、クミちゃんとはぐれてしまいみんなで浮上。バディ同士で離れちゃいけない・・・。

 コーラルアイランド近くで休憩中、みんなと記念撮影。それからスノーケリングをした。海の中を覗くとコブのある大きな魚が。「ナポレオン!?」と思ったけど、カンムリブダイだった。よく見ると何匹もいる。ムナゲくんもやってきて、8匹いることが判明。なかなかすごい光景で、「おぉ〜。」と興奮。
 
ボート上で、みんなと記念撮影。
 2本目はKADOR。潜降時、ムナゲくんとミホさんとはぐれてしまった。水面で落ち合い、5人揃って再潜降。流れが強く、クミちゃんと手をつないでひたすら泳いで行く。だんだん水が冷たくなってきて、どこまで行くんだろう?と思っているうちに気分が悪くなってきた。目の前がチカチカし始め、吐き気がし、悪寒がして、体の力が抜けてきた。「何か体が変・・・。」と思っていたらアキさんが振り返り、「OK?」と聞いてくれたので、顔を横にぶんぶんぶんぶん・・・。ゆっくり浮上していったら治った。窒素酔い?とも思ったけど、単なる気持ちの問題?

 最後のボートダイビングが終わっちゃった。ボートから足を出してブラブラさせながらJETTYへ戻る。今回もまた、ナポレオンには会えなかったなぁ。

 お店に戻り、体験ダイビングに行くアキさんとチューヤンさんについて行く。私はブイ持ち担当。泳いでいるうちに、ブイのヒモが体や腕に絡んでくる。あれれれ?一生懸命ヒモを解きながら2人について行く。大変、大変。(笑)
  
写真左:チューヤンさんの体験ダイビング中のアキさん  写真中央&左:海の中のアイコ
 夜、みんなで、アキさんちのテーブルでカンパーイ。しばらくしてお腹が空いてきたので、ムナゲくんとミーゴレンを食べにTIOMAN HOUSE RESTAURANTへ行った。食べ終わった頃、ザハとお客さんの外人さんが通りがかり、ABC RESTAURANTへ飲みに行くというので合流。英語での会話は半分くらいしか分からないけど、まぁ、楽しいので良しとしよう。(笑)

7月 9日(火)

 今日は、ムナゲくんと一緒にレスキュー講習。今日は「シナリオ」といって、溺れている人を発見してから救助するまでを通してやった。最初に私が擬似溺死役。ムナゲくんが終わって私の番。う〜、緊張する。アキさんに、「溺れている人がいます。」と言われスタート。いくつかの指示を出し、器材を背負って海へ。ムナゲくんが沈んで行った辺りまで泳いで行き潜降、のハズが、急いで泳いで行ってしまったため、呼吸が荒くなってしまってなかなか潜降できない。焦れば焦るほど沈めない。やっと沈めたと思っても方向オンチらしく、逆に逆に行こうとしてしまう。やっとムナゲくんを見つけ浮上。それから、人工呼吸をするフリをしながら泳ぎつつ、ムナゲくんと自分の器材を外していく。ビーチ近くまで来たら、抱え上げビーチへ。そこでまず助けを求める。本当に助けを求めて人が来ちゃうといけないので、「たまにゃーん。」と叫ぶ。(笑)そして、何人かが助けに来てくれたと想定し、指示を出す。もちろん、その間も人工呼吸を続け、心臓が止まっている事を想定して心臓マッサージもする、という事をやって終了。

 午後、プールで少し講習を受け、レスキュー講習、無事終了。あとは明日のペーパーテストのみ。勉強不足なのでかなり心配。

 それから、残りのエアを使ってアキさんとB&J HOUSE REEFへ。ずっと、小さなコバンザメがついたコバンザメが側にいてかわいかった。浮上後、ビーチに向かって仰向けで水面移動中、「捕まえちゃった。」と、アキさんが言う。「え?」とアキさんを見たら、アキさんの足の間にさっきのコバンザメが挟まっている!「すごーい!!」とびっくりして、コバンザメに触ってみた。うわー、コバンザメ触っちゃったー♪感動〜。「すごい!すごい!」と大興奮。みんなに見せようと、私がアキさんを曳行していたのだけど、途中で逃げられてしまった。残念。
 
アキさんが足で捕まえたコバンザメ。コバンザメの背中に子コバンザメがついててかわいい。
 TIOMAN HOUSEに戻り、じゃがいもを買いに行く。今日は私がコロッケを作る事になっている。夜は、私がずっと「ナイトダイビング行きたい。」と言ってて、連れて行ってもらえる事になった。なので、バタバタと大急ぎでコロッケ作り。作っているとアキさんが、「ザハがモモ連れてくって。モモに何か言ってあげれば。」と言う。見るとザハがモモを抱っこしていて、何の事だかよく分からず、「ザハ、モモは私のネコ。(笑)」と言ったら、ザハが、「何言ってるの?」というような顔をするのですごすごと退散。それからミホさんにも、「アイコちゃん、モモがザハに連れてかれちゃうよー。」と言われ、「そうなんですよ〜。」と言いつつ、まだよく状況が飲み込めていない。冗談だろうと思っていたらアキさんがザハにエサを渡していて、そこで初めて、「本当に連れてくんだ。」と分かった。でも、ザハの所に行けば会えるし、それに、モモは戻ってきちゃうんじゃないかなぁ、と思った。

 暗くなり、アキさんとムナゲくんと3人でB&J HOUSE REEFへ。やっぱりナイトダイビングは面白い!サンゴの間に挟まって寝てるブダイがいたり、エビの目が光っていたり、ものすごく巨大なウツボが大口を開けていたり。それに何と言っても夜光虫がものすごくキレイ。嬉しくて、手をぐるぐる回しながら泳ぐ。時々海の中が明るくなり、「何だろう?」と思っていたのだけど、すぐにカミナリだと分かった。暗い海の中がピカっと光るのは、何だか不思議な感じ。浮上後、仰向けになって満天の星を見ながらビーチへ戻る。これがまた最高の気分。あー、最高のラストダイビング@ティオマン島♪

 アキさんがコロッケを揚げてくれ、アキさん、ムナゲくん、ミホさん、そして、講習を受ける事になったユウコちゃんと5人でご飯を食べた。ABCでの最後の夜。南十字星も見おさめだ。

最後の夜は、アキさん、ムナゲくん、ミホさん、ユウコちゃんとカンパーイ!
7月10日(水)
 朝、たまにゃんや子供たちがエサを食べているので覗くと、やっぱりモモも一緒になって食べていた。(笑)

 午前中、TIOMAN HOUSE RESTAURANTへ行き、必死でテスト勉強をする。ついでに部屋代も払う。おばちゃんがこないだと違う値段で計算を始めたので、「こないだはいくらだった。」と言ったら、「あ、そう?」とあっけなくその値段になった。それで、「今度はいつ来るの?またおいでね。」と、いつも無愛想なおばちゃんが初めてニコっとしてくれて、ちょっと嬉しかった。お昼前、ムナゲくんと一緒にテストを受け、無事合格。これで私もレスキューダイバー・・・。(笑)

 それから、大慌ててで干していた器材をメッシュバッグに詰め荷造りをした。そして、隣村のテケッにある飛行場へ行き、ベルジャヤ航空の小さな飛行機でスバン空港へ飛んだ。

着陸時、けっこう揺れて怖かった・・・。
 ABCが、ティオマン島が、どんどん小さくなっていく。コーラルアイランドやLABASなどを上空から確認。あの周りで潜ってたんだなぁ、と思うと不思議な気持ち。

飛行機の窓から見たABC。またね〜。
 あ〜、楽しかったよー、ティオマン島〜♪

7月11日(木)
 ぶらぶらとクアラルンプール市内散策&買い物三昧。(でもないか。)夜は、器材の修理でクアラルンプールに来たアキさんと、マラッカに行った後クアラルンプールに来たミホさんと待ち合わせて、スチームボートを食べに行った。おいしかった。それから日本式(って言うの?)居酒屋に行った。梅干は嫌いなくせに梅サワーは好きで(でも、梅干が入っているのはダメ。)、頼んだらしっかり梅干が入ってて(泣)、ミホさんが白ワインと取り換えてくれた。また、周りの人に迷惑をかけるアイコなのでした・・・。


7月12日(金)
 今日もぶらぶら市内散策&買い物三昧。(でもないか。)夜は、大好きなバクテーを食べて、旅の締めくくり。賑やかなクアラルンプールの夜は長い。


7月13日(土)
 11時。定刻通りMH70便が離陸した。高度を上げていく飛行機の窓から、小さくなっていくマレーシアを見下ろす。今回もまた、あっという間だったなぁ。

 19時。成田空港に到着。毎度の事ながら帰国した時に感じる虚脱感。まるで魔法が解けたみたい。でもだからこそ、また魔法にかかりたくなって旅に出ちゃうのかな〜。
                                   
(2002年11月16日 記)

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