++HOME++PROFILE++DIARY++TRIP++


ソンクラ〜旅日記 in タイランド
〜マメ子の里を求めて〜

2006年2月17日


【サミラビーチ編】 【Tang Kuan Hill編】 【ソンクラー動物園編】


どこで降りたらいいんだろう?

不安になってきた頃、
「ソンクラー動物園だよ。降りな。」
と教えらた。
ここまで、1人B20(約60円)なり。

頭上では、日に照らされた看板が、
「ここがソンクラー動物園だよ!」
と誇示している。

おぉっ、眩しいっ。



で、動物園はどこですか???

角にはセブンイレブンがあり、2台のバイタクが待機中。
聞いてびっくり。
ハイ・・・?今、何て言いました?
遠くに見えてる山だか丘の上にあるって???

時間もないし、暑いし、あんな遠くまで歩けません。
動物園までバイタクは、タオライカ〜?




またしても3ケツにて、動物園まで2人でB60(約180円)。
高いとは思ったけど坂道だし距離もあるし、せっかくここまで来たんだしねぇ。
えーい、乗ってしまえっ。

実は3ケツの一番後ろって、足を置く場所がないので結構キツイ。
「フッ。」
とお腹に力を込めて踏ん張ります。
・・・腹筋、腹筋。

坂を上って行くと動物園の入口らしき所が見えて来た。
「1人B30(約90円)です。」

あれ?
ガイドブックには「無料」って書いてあるよ?
・・・4、5年前の古いヤツだけどさ。
ま、ここまで来たんだし払うけどね。

渡されたマップを見てびっくり。
広いぞ?
無料だと思ってたから、たいした事ない小さな動物園だと思ってたのに。
大きな公園の中に動物園があるって感じなのかな???

「あれ?あれ?」と、思ってもなかった広さに困惑してる私たちに構うことなく、
当たり前のように、バイクの運ちゃんはさらに進んで行くのでした。

チケットにパンダの写真が使われてるからって、
パンダがいるわけじゃないところがステキ(笑)。

 

右手に展望広場の看板が。
どんな眺めなんだろう。行ってみたーい。

が、バイクはどんどん先へと進んで行きます。
子供達の団体も来ています。
何だか、とんでもなく広いんじゃ・・・。
あんまり、のんびりしてられる時間はないんだけどなぁ。

やっと動物発見!
そして、「ここだよ。」とバイクから降ろされ、バイバーイ。

お〜、いるいる。
えっと、・・・ポニー?
何だろ?
・・・ま、いっか。

時間もない事だし、次行こ、次。


 

日本の動物園みたいに「柵」って感じの柵ではないし、できるだけ自然に近いままの状態にされている感じ。
なので、動物にとってはいいんだろうけど、
肝心の動物が見つけられない・・・。

OTTERって何?
プレーリードックみたいの?
見たーい。

・・・どこ?

・・・次行こ、次。



何となく道なりに歩いて行くとヘビコーナー。
さすがにヘビはガラス張りになった中に入れられていたけど、見つけられたのは半分くらいかな。

ヘビもいいけど、動物が見たいんだけども・・・。

しばらく行くと、今度はワニコーナーらしい。
木でできた橋の上から下を覗き込むも、
え〜、ワニなんている?

が、1匹見つけたら次々目に入って来た。
おー、ワニがいっぱい。

・・・間違っても落ちたくない。




微かにしか動かないワニの動きをしばらく観察してたかったけど、時間がない。
・・・次行こ、次。

子供達が張り付いていてあんまり見えなかったけど、リスも見た。
ま、リスならティオマン島にいっぱいいるから、たいして感動もないんだけど。

さらに歩いて行くと、ペンギンが。
薄暗い建物の中で、気持ち良さそうにスイスイ泳ぐペンギンたち。
ひゃ〜、うらやましい。
外は死にそうに暑い・・・。




薄暗い通路を抜けると、おぉ〜、観客席だ。
何が見れるのかと思ったら、アシカショー。
ちょうど子供たちもわさわさやって来て、さぁ、アシカショーの始まり、始まり〜。

ボールじゃなくて人形です。
写真は上手に鼻先に載せられた瞬間。


 

「オレ、この飼育係とソリが合わないんだよー。
やだよー。こんな人形、載せたくないよー。怒鳴るなよー。」

アシカの心が読めたなら、きっとこう思っていた事でしょう。
アシカが言う事を聞かなければ聞かないほど、ヒステリックになっていく飼育係。
ヒステリックになればなるほど、言う事を聞かないアシカ。
悪循環・・・。

ついに、裏へ逃げ込んでしまったアシカくん。
「大丈夫かしら?」
と、心配そうに裏を覗き込むもう1匹のアシカちゃん。

裏へ逃げ込んだアシカくんの安否が気になるところだけど、
見事にショーをやってのけたアシカちゃん。

ブラボー!


さて、次はカバ。
ぐるぐるぐるぐる息を合わせて泳ぐカバちゃんズ。
陸に上がるタイミングも、上がった後の足並みまでも一緒。
ナイスデュエット。

それにしても何で、ものすごい勢いをつけて水の中へ駆け込むんだろう。
何だかドキドキ。
・・・必死さが伝わってくるんだよな。




ハイ、次は象さんです。
こちらの象は、ドロだらけ。
奥では、ゴシゴシ洗われ気持ち良さそうにしている象が。

次は、ボクだゾ〜ゥ。
イッヒッヒ。

と、思っているかどうかは分かりません。




お、何だこれ?
上がってみたいな。

・・・時間、ないもんね。

次行こ、次。

あー、でも気になる・・・。




次は、トラ&ライオンコーナー。
やっぱ、大物系は燃えるね。

で・・・、ライオンはどこ?

・・・いない。

お、トラ発見。
前まで出てきた!
かっこいーねぇ。

ちなみに、ここには無料のお水が置かれていて自由に飲めます。
まさに、砂漠のオアシス。

あ〜、ノドがカラカラだぁ。


 

もうすぐ15時。

滝があったりキャンプできる所があったりするみたいだけど、
そろそろUターンしなければ。
今日はこれからハジャイに戻り、19時発のバスでクアラルンプールまで行く予定。
チケットも買ってあるし、時間までには戻らないと。
展望広場にも行ってみたかったけど、今回は諦めよう。

戻りがけ、シカ広場発見。
いっぱいいた。
でも、警戒して側には来てくれなかったけど。
シカはやっぱり、奈良公園?




・・・で、どうやってバス乗り場まで行こうか。
どこかでバイタク呼べるのかな?
それとも、この暑さの中、やっぱりあそこまで歩くしかないのかな?
・・・こわっ。

なんて思ってたら、聞いてみた売店のタイ人がバイクで連れて行ってくれると。
しかもお金もいらないと。
何て親切なんだろ〜(涙)。

せめて飲み物くらい買おうと、キンキンに冷えたM150(エムローイハースィップ)を。
これ、精力剤(笑)。

オロナミンCみたいなモノだけどね。

またまた3ケツで、行きにバスを降りたセブンイレブンまで送ってもらいました。
コープクンカ〜。

で、バスって、どこから乗れるんだ?
この辺にいれば乗れるのかな?
ま、きっと、手を挙げれば停まってくれるでしょう。
うん、きっとそうだ、そうに違いない。

何て思ってると、すぐに1台のソンテウが停車。
ハジャイ行きのバスが出てる所まで連れてってくれるみたいだし、1人B20(約60円)だし、
ナイスタイミング。

貸切状態の荷台(って言うのかな?)に座り、ホっ。
ようやく落ち着いて座れた感じ。

動物園、あんなに広いなんて思わなかったね。
だって、地元の人たちはみんな、園内をバイクで移動してたもんね。
また今度、ゆっくり来たいね。

何て、のんびり楽しかった1日を振り返るのはまだ早い。
この人、ハジャイ行きのバス乗り場に連れて行って欲しいってこと、ホントに分かってるのかな?
不安になり、車を停めてもらってガイドブックを見せつつ説明。

タイって、英語が通じないって思っておいた方がいいんだよね。

何度も何度も噛み合っているのかいないのか分からないような会話をし、
再び発車。

お?Uターン?

・・・まさか、これでハジャイまで行くつもりじゃないよね。
おじさ〜ん???

めちゃくちゃ不安になりながらしつこく確認していると、バス停が見えて来た。
しかも、後ろからローカルバスがやって来て、「あれに乗りな。」と教えてくれた。
コープクンカ〜。




ソンテウを降りてすぐローカルバスに乗り込み、ハジャイに向けて出発。
何てナイスタイミング!
が、このバスすごい・・・。

どこかのディスコでかかっているような歌がガンガン鳴り響き、点いてはないけど、ミラーボールがいくつもあるんですが・・・。
名付けてディスコバス。
あまりにもボリュームがでか過ぎて、ついてけてないスピーカーから出てくる音は潰れてマス。
何だかもぉ、胸の奥に激しく振動が伝わってきて、
あぁ、具合悪くなりそうだよ、あたしゃ・・・。

2人掛けのイスにすでに2人座ってるのに、「つめてそこに座れ。」と指示を出す車掌さん。
えっと、お尻半分座れてないんですけど・・・。
立ってたらダメですか?
・・・ダメすか。

半ケツ、空気イス。
くぅ〜、キツイ(>_<)!

は、早く、早く、ハジャイに着いてくれぇ〜。

と、こんな幕引きではありましたが、あぁ、楽しかった。
まだ、見れてない・行けてないトコあるし、
また来たいな。

ビバ!ソンクラ〜♪


PREVIOUS


Copyright (C) aico. All Rights Reserved.


inserted by FC2 system